2009年04月08日

10歳の子から教えられる

 私には10歳になる姪っ子がいます。先日姉夫婦と姪っ子と回転寿司店に食事に行ったときの話です。

 食事が終わり、各自デザートを、ということになりました。私はモンブランのケーキ、姉と兄はプリンを頼んだのですが、姪っ子はわらび餅と渋い選択。しかし、それには訳があったのです。

 この姪っ子は幼少の頃から、自分の食べ物を必ず人に与えるのです。今回も、私や姉夫婦に自分のわらび餅を「これあげるよ。一つ食べてごらんよ、美味しいよ」と勧めてくれます。そう、わらび餅は皆が食べていないメニューでかつ、分け与えやすいデザートなのです。

 もらった方は、当然「じゃ、これもあげるよ」といって自分のものをお返しします。姪っ子はうれしそうに、遠慮なく食べます。食べると、満面の笑顔で、さらに身をよじっておいしさを表現します。その姿を見ていると、あげた方はとても嬉しくなってしまいます。

 姪っ子の行動は、商売の視点から見たときに、そこに成功法則を見いだすことができます。自分が何が欲しいかではなく、周囲を見て自分が求めるものを決める。見返りを求めず、自分から持っている資源を提供する。その謝礼をもらったら、心からの喜びを表現する。もし、商売の相手がこのような行動をとったのなら、また仕事をお願いしたいと、きっと思うでしょう。

 なぜ姪っ子が、このような行動を取ることができるようになったのかわかりませんが、私は確かに彼女から人としての成功法則を学びました。
 自分も、何かを提供するときに報酬は後から付いてくるものだと考えるようにしています。しかし、その報酬をいただいたときに、彼女のように喜びや感謝の気持ちを表現しているか、相手に伝えているかと考えたときに、全くできていないことに気がつきました。まさに、10歳の彼女から教えられたのでした。
 もしも、彼女がこの素晴らしい行動を今後も続けることができたのなら、きっと人として幸せを掴むことができるでしょう。このような娘を育て上げている姉夫婦も、私にとっては、また尊敬に値します。

daikoukeiei at 08:00 │Comments(0)TrackBack(0)clip!

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