顧客の潜在ニーズ

2009年12月19日

経営を考える

 森井先生のお言葉の第三部です。1.経営とは、2.経営者は、3.経営を考えるの3部からなっています。今日がその最終です。

3.経営を考える (引用 森井義之先生 PBM経営理論より)

(1)企業経営の基本使命 

 社会から企業存続が認められるよう、継続性(ゴーイング・コンサーン)を維持し発展させることである。


(2)企業経営の目的

 企業の継続性を維持し発展させるために、ライバルに対する競争力を強化し、社会(顧客)からの信頼に応えられる商品・サービスを提供し続けることで、(適正な)利益と資金を、自らの力で創出していくことである。

(3)企業再生とは

 企業が存続することを社会から認められるだけの、企業価値を創り出すように、経営戦略を再構築し、戦略を進めるに必要な経営資源を測り、組み替えることである。
 企業再生の場合、究極の目的は「(適正な)利益と資金の創出力を高める」の1点にある。

以上

(1)で重要な点は、『社会から存在が認められる』ということでしょう。企業は、社会から存在が認められて、初めてその継続性が確保されます。企業の最大の使命が「継続性」にあることは、「いい会社をつくりましょう」の伊那食品工業、塚越寛会長のお言葉とも一致するところです。

(2)で重要な点は、これは先日森井先生にご指摘を受けたばかりなのですが、「ライバルに対する競争力を強化し」です。どの企業にもライバルが存在します。そのライバルを意識しないで立案する戦略など、自己満足にすぎないことが多々あります。ライバルを想定し、ライバルをどれだけ研究しているか、戦略立案の際にコンサルタントが絶対に忘れてはならない視点です。ただ、これが結構抜けがちなのですが。

 もう一点重要な点は、利益と資金を『自らの力で創出』するということです。森井先生は、企業の経営資源を、『人、金、物(設備も入る)、情報、技術開発力、顧客の潜在ニーズ』の6つと定義されていますが、(ここでも本来は莫大な解説が必要なのですが)借入金によって創った「金」は経営資源の『金』とは区別するように、強くおっしゃっています。そして、その考えに基づいて森井先生が開発されたのは『PBMキャッシュフロー計算書』(特許取得済み)なのです。

(3)で重要な点は、『経営戦略を再構築』と『戦略を進めるに必要な経営資源を測り、組み替える』でしょう。資金創出に繋がる経営戦略を立案できるか、これが経営コンサルタントに求められる力だと思います。そして、その経営戦略は単なる思いつきではなく、『経営資源を測っている』ことでの裏付けが必要ですし、組み換えることで実現可能な体制を創っていくことです。
 森井先生には、この経営資源を測る方法についても、ご教授頂きました。ただ、まだなかなか実戦できていません。

 まだまだたくさん語らなくてはならないことがあるのですが、今日はこの辺で。


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